自転車旅行その21 神戸相続サポートセンター オークラ
2013.05.10
2007年の8月に走った時のレポートです。
この時は完全に熱中症になってしまいました。それではどうぞ。
今日は暑さ慣らしも兼ねて地元を走ることにする。去年雨宿りした阪急夙川駅まで輪行、少し遠回りになるが武庫川自転車道を走って行くことにする。ここは遮るものがないので陽射しが真っ直ぐに突き刺さる、ふぅー暑い暑いー。
途中で自転車道が終わり一般道に上がり、また河川敷に降りて宝塚駅まで走るつもり。しかし、道を間違えてというか川を間違えて、支流沿いに走り阪神競馬場の方へ行ってしまう。仕方ないので阪急今津線の線路につかず離れず住宅街の小道を走っていく。この辺りは昔からの住宅地のようで意外に趣きがある、結果オーライ。
そうこうするうちに宝塚市の中心部に入っていく。宝塚大劇場が見えた、仕事でこの辺りはよく来るのだがタカラヅカを意識したのは初めてやね。ここから市街地を抜けていよいよ山道に入る。北摂と呼ばれるエリアだ、サイクリングのメッカである。
最初にきつい坂が2つ、休みながらなんとかクリア。そこからはダラダラ坂が続く。しかし、この辺りから一気に調子が悪くなる。少し走っては息が続かず立ち止まりを繰り返す。暑い!今日も多田銀山跡とかいろいろ拾いながら走るつもりだったが早くも予定変更したくなる。一番近い駅が能勢電の多田駅、地図に汗が滴り落ちる、とりあえずそこを目指そうか。
さあ走ろうと立ち上がるとクラクラッとする、えっ!また熱中症か?先週米子で急に調子が悪くなったのもどうやら熱中症、喉もカラカラ。自動販売機が全然無い、実は水もほんの少ししか残っていない・・街から直ぐだから道端にいくらでもあるだろうと思っていたが検討違いだった、どうしよう?
マジヤバイ。一番楽なのはこのままUターンして坂を下り平地を少し走って宝塚駅から輪行して帰る。。これが正解だろう。しかし後戻りはしたくない、少しでも前に走りたい。頂上に着いたら後は多田駅まで下りオンリーの筈だ、なんとかなるか。がんばることにする。
フラフラする。気持ちだけで進んでいく。走っては休み押しては休む。しかし、休もうと思うたびに自転車を投げ出したくなる・・次のカーブを曲がったら峠だろうか?
我ながらバカなことしてるなあと思う・・ようやくようやく・・トンネルが見えてきた。しかし自販機はどこにも無い・・後はこがなくていいはずだ、度胸を決めて下り坂に突っ込む、もう後戻りできない!県道325号線、山の中の細い道。どんどん下っていく。なかなかいい道だけど味わいながら走ることができない。
風が気持ちいい、行けーもっと行けー、ヒャッホー自動販売機発見!生き返ったー。( 後で考えると随分無謀なことをしてしまった。車はそこそこ走っていたが座ったまま気を失ってたら気づかず通り過ぎるはず。脱水症状で最悪手遅れにってことも充分ありえた話。無茶はアカンなあ。遠くを走っていたらもっと慎重になっていたと思うが近場だとついつい気が緩む。ほんとに気をつけんとイカンわ。)
下りきったところにうどん屋があった。休憩することにする、多田駅まではほんの数キロの筈。最初は冷気にあたっても気分が悪かったが休憩して無理やり冷やしうどんをねじ込んでいたらだんだん甦ってきた。ここで嫁さんにメールを送る。「只今昼食休憩中。熱中症にかかったようだ、マジヤバイ。」・・私としてはもう大丈夫だよーというメールを出したつもりだったが、そうなってなかったようね・・その後もらったメールに気づかなかったりしたことも重なって「ぶったおれてるのかと無茶苦茶心配した。」とのこと。スッ、スマン。。
家に帰って寛いでいたとき「明日続き走るかなあ」と呟いた途端、「アホ!明日ぐらいじっとしとけ!」と嫁さんから大激怒をくらう、謹慎を申し渡されてしまう・・反省・・
(終わり)
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